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【映画】出ていけ!出ていけ!!出ていけ!!!『ゲット・アウト』

白人怖え・・・!

ゲット・アウト

 

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原題:Get Out
監督:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ
公開:2017年

 

www.youtube.com

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ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、すさまじい勢いでクリスに詰め寄り……。
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出典元:シネマトゥデイhttps://www.cinematoday.jp

 

エンターテインメントと社会批判の調和

 

差別問題や社会批判をテーマにした映画は少なくない。それだけで「見たくない」と思う人もいるだろう。私自身、映画の中でそのような主張を聞かされるのは好きではない。

 

しかし『ゲット・アウト』に関しては、その心配は一切しなくて良い。本作はそれらとは一線を画す作品である。

 

一言でいえば「エンターテインメントとして面白い」のだ。

 

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この映画を観た観客の顔

 

サスペンス、スリラー、そしてコメディといった多くの要素が内包されている。

 

作品それ自体が非常に面白く、それでいて伝えたい主張を観客の脳内にガツンとぶつけてくる、インパクト抜群の映画である。

 

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俳優陣の演技も素晴らしい

 

2回楽しめる映画

 

ゲット・アウト』は終盤の展開で評価が一気に跳ね上がる、いわゆるネタバレ厳禁の映画だ。

 

1回目の鑑賞は複雑な事を考えずに、演出をありのまま受け止めると良い。

 

そして2回目に鑑賞すると、それらの演出の意味が解ってゾッとするだろう。

 

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一見すると仲睦まじい会話も・・・

 

本作はアカデミー賞脚本賞(2018年)を受賞しているが、納得の匠技だ。

 

1回鑑賞するだけでも面白いが、2回鑑賞すると更に評価が上がってしまう、素晴らしい構成である。

 

この映画が伝えたい事

 

本作はトレーラーを見てもわかる通り、明らかに差別問題をテーマにしている。

 

しかしそれは単なるレイシズム批判ではない。

 

私達、観客一人一人を含む全ての人へ訴えかける内容だ。

 

「貴方の振る舞いが差別でないと言い切れるのか?」

 

映画で登場する白人らの振る舞いは、本人たちが意識していなくても差別そのものである。

 

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「流行が変わった。ブラックがもてはやされる」と主人公の前で言い出すゲスト

 

エンターテインメントとして100点。

社会への問題提起として100点。

 

トータル200点満点の映画である。お勧め。