遊星からの探索者Xくブログ

遊星からの探索者X

クトゥルフ神話TRPGライフをより楽しむための色々紹介ブログ

【ドラマ】SFドラマの超大作にして文句なしの傑作『ウエストワールド』

このSFドラマとの出会いは、全くの偶然出会った。「何か評価の高いSFドラマあるな~」と試しに1話を鑑賞してみたのだが・・・

はい、ドはまりしてあっという間に10エピソードを視聴しました。

 

この作品を超えるSFドラマはあるのか?

『ウエストワールド』

f:id:Lapu_Cosmic:20180812105906j:plain

あらすじ

www.youtube.com

------------------------------------------
“ウエストワールド”は、人間そっくりに造られたアンドロイドたち“ホスト”が来場者である人間たち“ゲスト”をもてなす体験型アトラクション。“ホスト”には娼婦・悪党・保安官など、各自の役割に沿ったシナリオがプログラミングされており、“ゲスト”を傷つけることは決してできない。一方の“ゲスト”はパーク内であれば自らの欲望のまま、時には殺人やレイプなど道徳に反する行動をとることも許されていた。精巧なAI技術と厳重な管理体制のもと、アトラクション内ではこれまで安全が保たれていたが、やがて何体かの“ホスト”たちがプログラム上にない異常な行動を起こし始める…。
------------------------------------------
出典元:ウエストワールド公式HP(https://warnerbros.co.jp/tv/westworld/

 

まずはエピソード1を視聴せよ

この作品で語りたい事は山ほどあるが、あまりに語彙力が足りないので「まずは第1話を見て!」と強くお勧めする。

www.amazon.co.jp


この第1話には、ウエストワールドという作品の魅力がこれでもかと詰められている。第1話が面白いと感じたら、全話を視聴しよう。

 

豪華で隙の無い布陣と巨額の予算

本作は脚本・製作総指揮・監督としてジョナサン・ノーランが雇用されている。ここでジョナサン・ノーランの経歴を見てみよう。

f:id:Lapu_Cosmic:20180812111528j:plain

映画
メメント Memento (2000) 原案
プレステージ The Prestige (2006) 脚本
ダークナイト The Dark Knight (2008) 脚本
ダークナイト ライジング The Dark Knight Rises (2012) 脚本
インターステラー Interstellar(2014) 脚本

 

テレビドラマ
PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット Person of Interest (2011 - 2016) 原案・脚本・製作総指揮
エストワールド Westworld (2016 - ) 脚本・製作総指揮・監督
Wikipediaから引用)

 

はい、私が全部好きな作品です。

 

ジョナサン・ノーランには足を向けて寝られないよ。

(どの映画も大好きで、『PERSON of INTEREST』はマイベスト海外ドラマです。『PERSON of INTEREST』もいずれ記事にしたい)

 

他にも制作陣やキャストとして

 

J.J.エイブラムス(製作総指揮)
ラミン・ジャヴァディ(音楽)
アンソニー・ホプキンス(出演者)
エド・ハリス(出演者)

 

といった著名人が名を連ねている。

 

そして製作費は驚異の5400万ドル(10話分)。流石はアメリカのドラマ、桁違いの予算の使い方だ。

 

アメリカでは圧倒的な視聴数と支持率で、既にシーズン2も放送されている。

魅力的な登場人物と先が気になるストーリー展開

本作では主に3つの陣営を主軸にしたストーリーが展開される。特に魅力的な人物と共にストーリーを紹介しよう。

f:id:Lapu_Cosmic:20180812110521j:plain

 

“ホスト”の異常

エストワールドは西部劇の舞台を模した超巨大アトラクション(パーク)だ。その世界に配置されているNPCは“ホスト”と呼ばれている。

 

そして、ホストは自身を人間だと思っている。

 

彼らが抱く感情や意志、選択は全てプログラムされたもので、限りなく人間に近い反応をするアンドロイドなのだ。

 

しかし、アップデートをきっかけに削除されたはずのデータ(過去の記憶)が蘇り、次々とホストが異常な行動を起こすようになる。

 

ドロレス・アバーナシー(エヴァン・レイチェル・ウッド

f:id:Lapu_Cosmic:20180812110121j:plain

農場の娘のホスト。彼女はたびたび「世界は醜いという人もいる。私は美しいと思う」と独白する。

 

しかしパークでの彼女の役割が、どれだけ醜く残酷なことか。

 

ドロレスは『ウエストワールド』の実質的な主人公で、物語の根幹に深く関わっている。

 

彼女は次第に過去の記憶を取り戻し始める。この世界の真実と驚愕の過去を知った時、彼女は何を選択するのだろうか。そしてその選択は、プログラムされたものなのか?

 

運営サイドの権力闘争

エストワールドは巨大な企業がスポンサーだが、実際は創設者によって管理されている。

 

“ホスト”の異常は、創始者が手を加えたアップデートのせいではないのか?

 

エストワールドの運営を巡り、プログラム、品質、シナリオ、セキュリティの各責任者による群青劇が、運営サイドの魅力である。

 

バーナード・ロウ(ジェフリー・ライト

f:id:Lapu_Cosmic:20180812110641j:plain

中央がバーナード、左がフォード博士

 

プログラム責任者。ウエストワールドの創設者フォード博士の弟子で、“ホスト”の異常を調査する人物である。

 

中間管理職として、他の責任者と創設者の間を取り持つ。多くの“ホスト”とも接触するので、パーク内の登場人物と運営サイドの登場人物の両方に深く関わりを持っている。

 

ロバート・フォード博士(アンソニー・ホプキンス

ここでの紹介で多くは語らない。毎話登場するが、謎が多すぎる人物だ。彼の魅力は、作品内でじっくり堪能して欲しい。

 

エストワールドの観光客“ゲスト”

1日4万ドルを支払って“ゲスト”はこの虚構の世界を堪能する。

f:id:Lapu_Cosmic:20180812110759j:plain

どんな衝動も欲望も許される楽園で、“ゲスト”は好き放題できるのだ。パーク内のクエストを楽しんだり、“ホスト”と寝たり無秩序に殺害したりと、パーク内でタブーは存在しない。

 

この世界では、誰もが正直になれる。内なる自分をさらけ出す。この場所は正に、自分に問い続けてきた質問の答えだ。

 

「本当の自分とは?」

 

重要人物から端役まで多くの“ゲスト”が登場する。彼らの行動も、この作品を魅力的にするスパイスなのだ。

 

黒服の男(エド・ハリス

f:id:Lapu_Cosmic:20180812110745j:plain

全身を黒服で纏った謎の男。パークに30年間も通っている最古株の“ゲスト”だ。

 

彼はパーク内に隠された最後の謎・・・「もう一人の創設者が残した迷路」を求めてパーク内を行動する。

 

黒服の男は“ホスト”の前の設定を知っているため(“ホスト”は設定と役割が何回か変わる)、よく小ネタを呟く。

 

凄いカッコいいのだが、言っている事は古株の自慢である。

 

リアルな『レッド・デッド・リデンプション

エストワールドは1970年代の映画が原作だが、私は2010年に発売されたゲーム『レッド・デッド・リデンプション』を思い起こさせた。

f:id:Lapu_Cosmic:20180812110841j:plain

このゲームで西部開拓時代が舞台で、主人公を操り好きな事ができる。

 

様々な町へ赴き、無数のクエストもこなし、善人ムーブも悪役ムーブもできるオープンワールドだ。

 

エストワールドは正にリアル『レッド・デッド・リデンプション』なのだ。

 

大きな違いは、“ゲスト”にゲームオーバーが存在しない点である。“ホスト”は彼らを傷つけることが出来ない。逆に彼らは“ホスト”をいくらでも殺害できる。

 

保安官に逮捕されたり、悪党に捕まったりすることはあるが、運営に頼めば簡単に脱出できるし、いつでもパークから出ることが可能である。

 

やばい。めっちゃこの世界に行きたい。

 

誰もがそう思わずにはいられない、背徳的な魅力がウエストワールドには存在する。間違いなく。