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【CoCプレイ感想】『おまえがちょうどいい』(ネタバレなし)

アカシック13もようやく6つ目のシナリオである。今度は友人がキーパーを務め、私を含めた2人の探索者を相手にプレイすることになった。

 

友人が選んだのは『おまえがちょうどいい』。果たしてこのシナリオのできは如何に・・・

 

『おまえがちょうどいい』

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著:内山靖二郎

 

あらすじ
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学園を舞台とした、高校生探索者専用のシナリオ。技能値の低い探索者にも向いている。
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出典:アカシック13

 

万人に勧められるベーシックな学園シナリオ

 

『イエロウ・ウインド』や『ころさないで』、『ここで長く生きて』など少々捻ったシナリオを連続してプレイしたが、本シナリオは「普通に面白い」タイプのシナリオである。

 

「普通に面白い」ということは、誰でも楽しめる「優れたシナリオ」ということだ。

 

本シナリオをプレイして、「クトゥルフ神話TRPGって、やっぱり面白いな」と素直な感想を抱いた。

 

学園が舞台でなくてはならない

 

本シナリオは大量の死者が出るわけでも、世界の危機が訪れるわけでも、名状し難き冒涜的な邪神が陰謀を張り巡らせるわけでもない。いわば学園の七つの怪談の一つにあげられるような、ちょっと怖そうな怪異に探索者が巻き込まれる話である。

 

物語の背景も学園と深く関わっており、学園が舞台でなければ成立し辛いストーリーだ。逆に言うと、学園らしさを存分に発揮したシナリオである。

 

学園シナリオはこうあるべし!とまでは言わないが、お手本となる物語だ。

 

危機感は十分にある

 

だからと言って、探索者に危機感は生まれないわけではない。このシナリオは情報収集の間にイベントが何度も入る。その度に、探索者は首を真綿で締められるような感覚に陥るだろう。

 

本シナリオで味わう恐怖は、『学校の怪談』の怪異が『世にも奇妙な物語』のような理不尽さで迫って来る、それでいて物語の背景も作り込まれている、いかにも日本人が好きそうな一作である。

 

ただし、本来のクトゥルフ神話TRPGとしての要素はやや薄い。ミ=ゴやムーンビーストが飛び出して襲ってきたりはしない。

 

自由度も高く、キーパリングも難しくない

 

アカシック13の中でも、恐らく本シナリオは上位に入るだろう。探索の自由度がそれなりにあり、プレイヤーあれこれと相談しつつ、危機感を抱きながら楽しくプレイすることができる。

 

キーパーとしても、このシナリオは回しやすい。管理する情報はあまり多くなく、情報収集の途中で発生するイベントが充実しているため、物語を構築しやすい。

 

万人受けのシナリオであることは間違いない。ぜひプレイしてみよう。

 

 

 

 

 

 

以下はプレイヤーの感想やキーパー向けの情報が含まれているので、少しでもネタバレが嫌ならば注意して欲しい。

 

 

 

 

 

 

プレイヤーの感想

 

私は「普通に面白いシナリオ」がどれだけ有難いことか、改めて実感した次第である。ほとんど不満も無く、純粋に楽しめた。

 

友人は「追い詰められている感があってよかった。あと花は関係なかった」との感想であった。確かにこのシナリオはとても楽しかったが、花はミスリードだよなあと皆で笑った。

 

キーパーの感想

 

キーパーを務めた友人は「探索パートとイベントパートがはっきり分かれていてキーパリングがやりすかった」との感想であった。

 

楽しそうにキーパーを務めていたので、やはり本シナリオは『アカシック13』の中でも上位に入りそうだ(まだ半分しかプレイしてないけれど)。