遊星からの探索者Xくブログ

遊星からの探索者X

クトゥルフ神話TRPGライフをより楽しむための色々紹介ブログ

【CoCシナリオフック】バベル症

あらすじ

 

かつて地球上のすべての人々は、同じ言語を話すひとつの民族だった。

 

彼らは神から授かった「石と漆喰」の代わりに、「煉瓦とアスファルト」を生み出した。

 

人々はその技術力と団結力で、天国への階段「バベルの塔」を作ろうとしたのだ。

 

神は人々の力を恐れ、「言葉」と「民族」をバラバラにし、人々がお互いを理解できないようにしたことで、「バベルの塔」は崩壊する。

 

―これが、旧約聖書に記されたバベルの塔に関する話だ。

 

だけど、真実は違うとしたら?彼らがバベルの塔を作ろうとした原因こそが、神の手によるものだとしたら?

 

だからこれは神の意志だ。我々で、今度こそ「バベルの塔」を完成させようじゃないか。

 

概要

 

何者かによって、ハスターリクが召喚された。ハスターリクは病原体と融合し、爆発的に混沌と影響を広げるグレート・オールド・ワンである。

 

ハスターリクに感染した犠牲者は、「バベルの塔」の幻覚を頻繁に見るようになる。そして幻覚にむしばまれた犠牲者は、無意識のうちに「バベルの塔」を作り始める。

 

探索者は、街中で様々な「バベルの塔」を目撃することによって異変に気づくだろう。砂の塔、お菓子、イラストなど最初は他愛もない作品ばかりだが、やがて犠牲者らが作る作品は異常さを増していく。「バベルの塔」をめぐった猟奇的殺人事件まで発生し、探索者は事態の解決を迫られるだろう。

 

そして遂に、本物のバベルの塔を建設しようとする会社が登場する。ハスターリクの目論見通り、バベルの塔が完成すれば何が起こるのか。それはキーパーの判断にゆだねられる。

 

元ネタ

バベルの塔

 

旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。「人類が塔をつくり神に挑戦しようとしたので、神は塔を崩した」という解釈が一般には知られているが、実際の解釈は諸説あり。

 

ハスターリク

 

英名:Hastalyk
種別:グレート・オールド・ワン

 

宇宙と異次元中に広がっている微生物の集合体。他の微生物と融合し、人間に感染する。ハスターリクの全ての欠片が精神的に接続されている。14世紀の腺ペスト、20世紀に発生したインフルエンザやエボラは、このハスターリクが召喚されたためである。病気の苦しみで幻覚症状に陥る者は、このグレート・オールド・ワンを通じて異界の世界を実際に「見る」。

 

掲載:マレウス・モンストロルム