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【CoCシナリオフック】福笑いスーサイド

あらすじ

『福笑いスーサイド』という都市伝説を知ってるかい?

 

なんでも、「福笑いの仮面」を被って犯罪を犯し、「その過程で殺される」ように振舞う異常な犯罪者集団のことさ。

 

しかも、犯人達の素顔もまた、福笑いの様に引きつった笑みを浮かべているらしい。

 

君も福笑い仮面を被った奴にを気をつけろよ。うっかりそいつを殺してしまわないようにな。

概要

南米のスマトラ島で、人喰いカルトによって「ヴィブール」という邪神が崇拝されていた。ヴィブールは崇拝者に自らの毛皮や肉を分け与えていたが、それには「青い菌類」が混入されているのだ。「青い菌類」に感染すると、肉体の無作為な部位に強烈な痛みが発生するようになる。進行が進むとその痛みは長期化し、犠牲者は恐ろしい幻覚やにおい、色彩を経験し、最後にはヴィブールの感覚が侵入し乗っ取られる。

 

この「青い菌類」が付着したヴィブールの肉が、人喰いカルトの信者によって、探索者の街に持ち込まれたことから事件が始まる。ヴィブールの肉は正気を失うほど美味で、闇市場でひっそりと売買され始める。しかしこの肉を食べると「青い菌類」に感染し、頬に引きつるような痛みが走り始める。ヴィブールの肉を食うと症状が一時的に和らぐため、犠牲者はヴィブールの肉に依存し始めるのだ。

 

常に頬に痛みが走るため、犠牲者はみな福笑いのような表情をするようになる。そしてヴィブールに乗っ取られると正気を失い、福笑いの仮面を被って犯罪を行う異常集団に成り果てる。

 

ある日、探索者の家に強盗集団が現れる。彼らは全員「福笑いの仮面」を被っており、探索者の家を荒らすが、彼らは反撃に無抵抗である(むしろ、まるで探索者に殺されたいかのように振舞う)。やがて彼らは何も取らずにその場を去っていく。この異常な犯罪事件から、探索者は『福笑いスーサイド』という都市伝説を調査し始めるだろう。探索者はヴィブールのカルト信者を見つけ出し、彼らの凶行を止めなければならない。

元ネタ

ヴィブール

英名:Vibur
種別:グレート・オールド・ワン

 

4mもの巨体を持つ「大ネズミ」と表現される邪神。移動するための肢をもたず、距離を無視して任意の場所へと移動できる。つやの無い黒い毛皮に洋梨に似た胴体、小さな無数の触肢をもつ。ヴィブールは別次元からきた存在だが、六千年ほど前から地球におり、再び別次元へ旅するために力を蓄えている。

 

このグレート・オールド・ワンはスマトラ島の人喰いカルトなど、一握りの人間によって世界の辺境の地で崇拝されている。ヴィブールは「青い菌類」で犠牲者を自らが操るゾンビに変える。

 

掲載:マレウス・モンストロルム