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クトゥルフ神話TRPGライフをより楽しむための色々紹介ブログ

【映画紹介】『遊星からの物体X』には、コズミックホラーの全てが詰まっている

このブログのタイトルは、映画「遊星からの物体X」が元となっている。この映画が、私と宇宙的恐怖(コズミックホラー)の初めての邂逅だったからだ。クトゥルフ神話TRPGに魅了されたのも、「遊星からの物体X」を観ていたからかもしれない。

 

この映画は、クトゥルフ神話TRPGで宇宙的恐怖を演出する際の参考となるお勧めの一本だ。

遊星からの物体X

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原題:The Thing
監督:ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル

 

あらすじ
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南極の大雪原。一匹の犬がアメリカの観測隊基地に逃げ込む。しかし犬の正体は10万年前に宇宙から飛来した生命体だった。氷の中から甦った生命体は地球上の生物に襲いかかり、それと同化していた。犠牲者が続出する中、隊員たちは互いのことを生命体ではないかと疑い始める……。リアルでグロテスクな生命体のVFXが話題となったSFホラー。ハワード・ホークス製作の古典的名作「遊星よりの物体X」のリメイク作品。
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出典元:http://eiga.com

 

今でも語り継がれるカルト的作品

ジョン・カーペンター監督が醸し出す独自の雰囲気

映画が始まると最初の30分ほどは、ひたすら不穏な空気が続く。

 

単調で不穏なBGMや、何度も挿入される、犬が基地を歩き回るシーン。発見される焼死体の歪な姿。恐怖が実体化する嵐の前のしずけさが、観客を期待させるのである。

 

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南極基地に迷い込んだシベリアンハスキー犬。

 

物体Xの恐怖

そして遂に正体を現した瞬間、観客は感覚的に理解するのである。これが『物体X』なのだ。無数の触手、生命を冒涜するかの如き造形。甲高く唸るような悲鳴。

 

『物体X』は地球上のいずれの生物でも無いのだと核心する瞬間だ。

 

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可愛い犬も正体を現すと…

 

人間同士の探り合いも魅力

 『物体X』は次々と人間を殺し、そして擬態していく。しかし傍目には誰が『物体X』なにかわからない。狂気に陥り、隊員達は次第に暴走していく。

 

誰が人間で誰が『物体X』なのか?主人公さえも信じられなくなり、観客もまた疑心暗鬼になっていくことだろう。

 

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疑心暗鬼になり、お互いを怪しむ隊員達。

 

最後まで疑心暗鬼

完全に孤立した南極基地では逃げ場も無く、隊員達は必死になって『物体X』を見分ける方法を探す。

 

果たして人間は勝利するのか、それとも全員が『物体X』になるのか?その眼で確かめて欲しい。

 

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見破られた瞬間、正体を現す『物体X』。